復興灯台が照らし出す、いわて三陸の物語。人、風景、モノ、コト…。動き出しているいわて三陸の姿を灯台守たちが丹念に紡いでいく。

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今年最後の三陸の味

今年最後の三陸の味。

昨日おすそわけいただいたのは、牡蠣、あわび、ホタテの豪華食材。

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灯台守の事務所では、

牡蠣鍋の準備が始まるなど、何とも贅沢な夜に。

 

三陸の海の幸は、本当においしい!

じぇじぇじぇ!

最近、久慈でもらってきた2種類のパンフレット。

どこまでも色濃く残る「あまちゃん」の影響。

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見ているほうも、ついつい手に取ってしまいますね。

まんまと戦略にはまっています。

 

今、岩手で一番盛り上がっているのは久慈かもしれません。

その熱気と活気を直接触れて、驚いてください。

じぇじぇじぇ!

 

大槌の中の英国

大槌の中にある「英国」をご存知でしょうか?

 

それは、「森の図書館」のことです。

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ここを訪れたスタッフが口々に、「外国みたい」と話していました。

その佇まいは、本当にヨーロッパの庭のようです。

 

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訪れた日は、あいにくの天気でしたが、

ぜひとも天気の良い日にここを訪れてみたい。

そして、ゆっくり一日を過ごしてみたい。

そんな風に思った灯台守です。

 

 

復興バザー

今日の灯台守は、

アイーナで開催されている復興バザーにお邪魔してきました。

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このバザーは、アイーナ館内の施設から提供された品々をはじめ、

個人や被災地からの商品出品などももあり、

アイーナ4階は活気に満ちていました。

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このバザーの収益金は、

岩手県災害義援金募集委員会に募金されるとのこと。

今回で7回を数えるバザー。ぜひとも応援したいです。

なお、次回開催は10月だそうです。

その時には事前にこの復興灯台でご紹介します。

 

東日本大震災では、様々な形のボランティアが行われました。

例えば、こういうバザーに出店者として参加し、その収益金を寄付する。

あるいは、出店者から購入することで貢献する。

これらの行動も、新しい「ボランティア」の形なのかもしれないと

灯台守は考えています。

自分の家を見ても、まだまだ使えるもので、

自分が使わなくなったものはたくさんあります。

こういうものが役立ち、三陸の復興につながっていくならうれしい。

10月は灯台守が参加するかもしれません。

 

ほっとする風景

昨日のこと。

沿岸での仕事を終え、帰る前に山田町へ寄ってきました。

昨日は本当に天気が良くて気持ちのいい日でした。

そして、訪れた山田の町にも、「いい夕方」がありました。

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町の中には、いまだ壊れた建物があるなど、

復興にはまだほど遠い。

それでも、海には、養殖棚が連なり、かつての風景が戻りつつある。

こういう穏やかな風景を見ていると、

ちょっとほっとした気持ちになるのです。

山田町に暮らす人からすると、まだまだ不便なことは多いかもしれないし、

まだまだ復興なんてしていないと思われるかもしれません。

それでも、僕は海を見ていて、元気な気持ちになれるのです。

 

そして、理屈をこねるよりも、

まずは動き続けようと思うのです。

 

北三陸鉄道に乗って

先日取材で、田老へ行ってきました。

帰り道は夕方近くになっていて、

田老駅には電車通学の学生さんがいました。

ちょうど電車来るところだったので、あの「北三陸鉄道」を撮影してきました。

北三陸駅からこの電車に乗って、種市先輩は東京へ向かったのでしょう。

(全部ドラマの中の話ですが)

 

平仮名にすると、かわいい感じの「たろう」です。

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田老を出て、宮古へ向かいます。

「あまの?」と言う種市先輩の声が聞えてきそうです。

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あったかいコンサート

この間の土曜日(17日)、

盛岡市市民文化会館大ホールで行われた

松本哲也さんのコンサートに行って来ました。

 

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※カメラ禁止の場所のため、カメラ持参せず。

 スマホのカメラで失礼します。

 ちなみにライブ本番以外の撮影のOKはいただいています。

 

東日本大震災の発生からわずか1ヶ月後に、

仲間たちと炊き出しキャラバン「復興食堂」を立ち上げ

今も被災地復興支援を続けている松本さん。

会場では、沿岸から来たとおぼしきお客さん、沿岸各地で支援活動をしている人の姿もみかけました。

 

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たくさん届いていたお花のなかに、釜石 宝来館さんからのものを

みつけました。

 

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開始20分前。埋まりはじめた会場

 

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いただいたリーフには松本さんのメッセージ

 

会場は「老若男女」でいっぱい!

私の隣はかわいいおばあちゃんでしたし

前の席は小さなお子さん連れの家族

中高生のグループ、カップルや

ツアーTシャツとペンライトを持った方々

(そして私のような1人で来た人…)

 

そんな会場が

コンサートのはじまりとともにひとつになりました。

 

歌にあわせて楽しそうに手拍子をするおばあちゃん

サビの部分でみんなと一緒に腕を左右に振るおじいちゃん

終始ノリノリのご夫婦

 

それぞれが、それぞれにコンサートを楽しんでいて

なんだかじーんと来ました。

 

松本さんが以前インタビューで

「これ以上の震災復興ソングはない」と言っていた

RIA+ノリシゲさんの「歩きましょう」のカバー

映画「しあわせカモン」主題歌の「ユキヤナギ」では

涙を流す人も…(私もやばかった)

 

松本さんの「楽しんでもらいたい」という気持ちも伝わりましたし

お客さんの「楽しもう」

そして「松本哲也を応援したい、盛り上げたい」

という思いも感じるような

あったかいコンサートでした。

行ってよかった!

 

(灯台守2号)

 

被災地は映画館ではない。

NHKの特集ドラマ「ラジオ」、ご覧になりましたか。

 

これは宮城県女川町にある「女川さいがいFM」から生まれたドラマです。

主人公はこのラジオ局でDJをしている女子高校生。彼女の小さな“声”が、周りの人たちを動かし、そして彼女自身も変わっていく。彼女を取り巻く中でとりわけ重要な役割を担っていたのは、女川出身で現在は東京で薬剤師をしている飛松(リリー・フランキー)です。故郷の現状を知る手段として、このラジオに耳を傾けているのですが、女子高生とメールで交流するうちに徐々に彼も変わっていく。

飛松を演じるリリー・フランキーさんが本当に素晴らしい。感情をぐっと抑えた演技が、逆に一つ一つの言葉を際立たせていました。

例えば、被災地のガレキ受け入れを反対する人たちに飛松が分け入って説明するシーン。それは今の日本人の心の変化に対する抗議にも見えました。

 

「少し前までは『上を向いて歩こう』を歌いながら、泣いてくれたじゃないですか。絆とか、日本はひとつとかって、叫んでくれた。それ、本当ありがたかったです。でも、あれですか。被災地は映画館なんですかね。感情移入はするけど、(瓦礫を受け入れて)関わり合いになるのはイヤなんですかね」

 

放射能汚染。岩手、宮城、福島。これら被災した県に来ることを怖いと思っている人も多分いるでしょう。そして、岩手県内にも、被災地に足を運んでいない人もいるでしょう。これらの人たちに対してどうこうという気持ちは毛頭ない。それでも、ひとつになっていた心を、もう一度ひとつになる可能性は捨てたくないのです。

被災地は映画館ではない。何もなくなった公園みたいなものだ。そこには多くの人がいてほしいし、新しいモノを作るために協力してほしい。そして何よりも笑顔に満ちていてほしい。これは望み過ぎなのだろうか。

三陸の社会人野球

岩手県三陸と言えば、野球が盛んな土地柄。

さかのぼれば、高田高校、大船渡高校、宮古水産高校、宮古高校など、甲子園にも出場した学校も多い。そして、高校野球を終えた後に、社会人野球という舞台で活躍する選手も少なくありません。

 

今日から始まった第49回JABA岩手県知事旗争奪春季大会(於:葛巻町総合運動公園野球場)には、被災した三陸地区から赤崎野球クラブ(大船渡)、高田クラブ(陸前高田)の2チームが参加していました。これらのチームは、多くの練習グラウンドが失われ、練習する環境も十分とは言えません。逆風に負けず、グラウンドで戦う選手たちを復興灯台の灯台守は応援していきたい。

スポーツの力は思う以上に大きい。彼らの活躍が、復興を後押しするものになると信じています。

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フェズント岩手 6対0 高田クラブ    JR盛岡 7対2 赤崎野球クラブ

写真左は高田クラブの写真。白地に青文字というユニフォームは、高田高校のユニフォームにそっくり。同校のOBが多いチームだけに、この配色も納得です。

 

小さな本屋さんが支えていた大きなもの

今日の灯台守の業務日誌は、本のご紹介です。

 

昨年の8月に出版された「復興の書店」という本があります。

この本の主役は、被災した町で奮闘を続けた本屋さんたちです。

食べ物も不足していた震災当時、被災地で暮らす人々は

食べ物だけでなく、「情報」も欲していた。

そして、ケータイや電気が普通の中で頼りにされていたのは活字でした。

 

今、出版不況と呼ばれ、ピーク時では22500店舗を数えた書店数は

現在は15000店舗を割り込んでいます。そしてその多くは

町の小さな本屋さんです。

 

書店員の中には、自身も被災し、家を失くした人も多い。

それにも関わらず、地域の人たちのために本を届け続けた姿には頭が下がる。

「復興の書店」の中にも紹介されている大船渡のブックポートネギシ猪川店が

営業を再開したのは、2011年3月15日。震災からわずか4日後のことです。

 

この本の中には、小さな書店が支え続けた大きなものが書き記されています。

ぜひ機会があれば、お読みください。

 

復興の書店 著者/稲泉連 定価1400円  小学館