復興灯台が照らし出す、いわて三陸の物語。人、風景、モノ、コト…。動き出しているいわて三陸の姿を灯台守たちが丹念に紡いでいく。

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2019年未来の出来事

昨日、釜石の町を歩いていると、

自然と目に入ってくるものがあります。

 

それは、ラグビーワールドカップを釜石で!

という熱い思い。

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町のあちこちには、こんなフラッグが掲げられ、

2019年に向けた活動が始まっています。

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町のバス停のイスには、

釜石シーウェイブスのロゴが入っています。

 

2019年の頃、釜石はどんな姿になっているだろうか。

そういうことを灯台守は思いながら、町を歩いていました。

 

震災前よりも素晴らしい町に

生まれ変わった釜石の姿を

世界中の人たちに見てもらいたい。

同時に、その未来に向けて素晴らしい町を

作っていかなければならないと思います。

 

2019ワールドカップと復興。その二つを実現しましょう。

欲張りくらいがちょうどいい。

 

2011年の夏の出来事

2011年の夏、

灯台守は写真撮影のため、大槌の海に

来ていました。

 

盛岡城跡公園で行われる「いしがきミュージックフェスティバル」。

その年は大槌と盛岡の2か所開催となっていました。

盛岡城跡公園と大槌の海が「空」でつながる2枚のポスター。

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その撮影をするために訪れた大槌の海には、

一人も人がいなかった。

そして、それから2年の時が経ち、昨日、訪れた大槌の海。

 

そこには、水遊びを楽しむ人たちがたくさんいた。

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子供が水際で遊び、

若いカップルたちが、キャーキャーと歓声を上げる。

夏の海は、そうでなくっちゃと思うのです。

もっと、もっと、「海」を楽しもう。

 

「石巻工房スツール」をつくってみました。

灯台守2号、ひさびさにエントリーします。

こないだの日曜日(8月11日)、

盛岡市にあるインテリアショップ「ルームデザイン」さんで開催された

「石巻スツールを作ろう!」ワークショップに参加してきました。

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石巻工房は、津波による大きな被害を受けた宮城県石巻中央で2011年6月に設立された「地域のものづくりのための場」です。震災後、地域の人々が自力で復旧や復興ができるように、木工や手芸の道具を順次揃えてきました。道具の使い方やつくり方を習得できる公共工房、また、ものづくりを介したコミュニティの場となることを目指しています。(石巻工房ショッピングサイトより)

 

この日、ワークショップの講師をしてくれた千葉さん

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震災前はお寿司屋さんをしていたそうです。

津波でお店が被災し、今は工房の職人さん。

 

 

では、さっそくワークショップの模様を写真れレポート!

材料はこちら↓

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まずは電動ドリル?を使いこなす練習からはじめます

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(モデル:3号)

始めは力加減がわからず空回りさせちゃったり、ナナメになったり…

が、徐々にコツをつかむ参加者一同。 

 

5.JPG このようにネジを取り付け

6.JPG 徐々にカタチに!

 

8.JPG 全てのネジの取りつけ完了!

9.JPG 紙ヤスリで表面をなめらかにして…

 

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一時間ほどで完成しました!!

ちなみに足が45°のナナメになっているのは

重力がナナメに分散され

凸凹のある場所に座ってもガタガタしにくい(垂直だとガタガタする)

接地面を最小限にすることで、傷みの原因となる水分や汚れを最小限に。

という「計算」があるそう。なるほどー。

 

「石巻工房」では、そのほかいろいろな家具を扱っています

11.jpg ベンチとかテーブルとか

12.JPG 子ども用のこんなイス?まで。

 

 

実は「復興灯台」事務所にも、石巻工房さんのベンチがあるんですよ。

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一年間、外(ウッドデッキ)に置いてあるので、

風雨、雪にさらされ、変色や染みもありますが…

やわらかい木の質感がよくって、愛用しています!

 

そして、この日作ったスツールは持ち帰り…

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片付けベタ灯台守2号の資料置き場に…

 

だけでなく。

ちょっと気分転換で本を読む時に腰掛ける

棚の上の荷物をおろしたい時にのぼる

などなど、がしがしと活躍してもらう予定です。

(灯台守2号)

 

久慈工業高校のグラウンドで思うこと

先日、久慈工業高校野球部を取材してきました。

 

この野球部は今年の夏の岩手県大会で、

堂々のベスト8入り。

しかも、2年生主体のチームだったこともあり、

8月23日から始まる秋季大会での躍進が楽しみです。

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久慈工業高校のグラウンドの隣では、

高所移転の工事が始まっていました。

ここには、100棟の住宅が建つ予定とか。

 

新しいチームが練習をする隣では、

新しい町づくりが始まっています。

 

 

 

笑おう!という名前のお店

陸前高田市になる未来商店街。

その中に、ひときわ目立つ黄色の壁のお店があります。

今回ご紹介するのは、その黄色い壁のお店「Laugh(ラフ)」の

店長さんである菅野恵さんです。

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(お店の外観はこんな感じ。映画「かもめ食堂」に出てきそうなお店です)

 

以前から、陸前高田に行くたびに、お店に立ち寄っていたのですが、

その時から、非常に感じの良い素敵な方だなと思っていたのです。

 

そこで、今回の復興応援パネル展「三陸の青空」にご登場いただくことを店頭で交渉。

パネルとして出演いただくとともに、インタビューもさせていただきました。

 

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東日本大震災の前は、東京でアパレル関連の仕事をしていたという菅野さん。

震災で多大な被害を受けて故郷・陸前高田に戻り、

今の「Laugh」を一念発起始めました。

おそらく、「Laugh」のようなお店は、震災前の陸前高田にはなかったと思います。

そして、菅野さんも「自分の行きたかった店を作りたかった」と言います。

 

東日本大震災は多くのものを奪ったけれど、

新しいものも生み出し続けていると思うのです。

 

陸前高田においでの際は、ぜひ未来商店街の「Laugh」へお立ち寄りください。

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ちなみにお店の中はこんな感じ。

あとはご自身の目でお確かめください。

 

 

復興応援パネル展「三陸の青空」終了

今日まで、アイーナで行われていた

復興応援パネル展「三陸の青空」が無事終了しました。

 

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多くの方にご来場いただき、

そして、メッセージをいただき、ありがとうございました。

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今回のパネル展に登場した7人の物語は、

復興灯台で随時ご紹介していきます。ぜひこちらもご覧ください。

 

吉品乾鮑で、調理実習

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先月25日、大船渡東高校食物科(3年生)で田村蓄養場さんの吉品乾鮑を使って調理実習が行われました。

これは田村蓄養場さんが吉品乾鮑の地産地消を目指して活動しているなかで実現したもの。

高級中華食材として世界で有名な吉品乾鮑を、実習に用いるのは今回が初めてだったそうです。

調理したのは「吉品鮑とチンゲンサイの炒め物」。

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初めて乾鮑を調理する生徒のみなさんが多かったようですが、うまく完成すると「歯ごたえがあっておいしい」など、

にこやかな表情をうかべていました。写真3今回は地元名産の食材にふれられる貴重な体験となったようです。

実際に自分たちで調理して食べて、若いみなさんが地元の食材に誇りをもつのは素敵なことですね。

 

新しい未来へ漕ぎ出す、山田高校ボート部

東日本大震災で壊滅的な被害を受けた山田町。

この町唯一の高校・山田高校は、

ボート部の名門として知られています。

津波により、部活動で使っていた道具はほとんど失われ、

艇庫などの施設も同様に失いました。

 

今年のボート部の3年生たちは、被災直後に入学してきた生徒たち。

震災の影響をまともに受け、厳しい環境での練習を強いられてきました。

本物のボートを漕げるのは、週末の土日のみという状況。

それも、内陸の田瀬湖や御所湖でのもの。移動時間だけで2時間以上もかかってしまいます。

そういう逆境にありながら、

3月の高校選抜ボート大会では、山根慶大(3年)が

岩手県勢初の優勝を遂げました。

 

4月には、念願の新しい艇庫が完成。

3年生部員たちは、こんなに近くにありながら、

出ることができなかった山田湾へ初めてボートを降ろしました。

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(写真左/完成したばかりの新しい艇庫 写真右/山田湾に漕ぎ出す選手たち)

逆境に耐えた選手たち、そして、その背中を一番近くで見ていた後輩たち。

彼らは山田高校ボート部の新しい歴史を作っていきます。

 

被災地の野球少年に力を

黄川田駿一という青年がいました。

彼は、東日本大震災の大津波によって、29歳で生涯を終えました。

 

生前の彼が愛してやまなかった故郷、そして、野球。

友人たちが彼の思いを引き継いで始まったのが、

「SHUN 10 PROJECT」です。

黄川田駿一の「駿」と彼の背番号10を借り受けた

この活動は、文字通り、「10番目の選手」として

被災地の野球少年たちをサポートしていきます。

ぜひ応援していただきたいです。

 

なお、今回制作した黄川田俊一さんメモリアルTシャツの売り上げは、

全額下記の野球チームへ寄付されます。

(寄付先)

高田野球スポーツ少年団

陸前高田市立第一中学校野球部

岩手県立大船渡高校硬式野球部

陸前高田市立高田東中学校(旧小友中学校)

(Tシャツ)

前面

DPP_1416.JPGのサムネイル画像

後面

DPP_1415.JPGのサムネイル画像

なお、購入については、http://shun10.exblog.jp/ でご確認ください。

 

復興バザー

今日の灯台守は、

アイーナで開催されている復興バザーにお邪魔してきました。

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このバザーは、アイーナ館内の施設から提供された品々をはじめ、

個人や被災地からの商品出品などももあり、

アイーナ4階は活気に満ちていました。

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このバザーの収益金は、

岩手県災害義援金募集委員会に募金されるとのこと。

今回で7回を数えるバザー。ぜひとも応援したいです。

なお、次回開催は10月だそうです。

その時には事前にこの復興灯台でご紹介します。

 

東日本大震災では、様々な形のボランティアが行われました。

例えば、こういうバザーに出店者として参加し、その収益金を寄付する。

あるいは、出店者から購入することで貢献する。

これらの行動も、新しい「ボランティア」の形なのかもしれないと

灯台守は考えています。

自分の家を見ても、まだまだ使えるもので、

自分が使わなくなったものはたくさんあります。

こういうものが役立ち、三陸の復興につながっていくならうれしい。

10月は灯台守が参加するかもしれません。