復興灯台が照らし出す、いわて三陸の物語。人、風景、モノ、コト…。動き出しているいわて三陸の姿を灯台守たちが丹念に紡いでいく。

2013年6月

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新しい未来へ漕ぎ出す、山田高校ボート部

東日本大震災で壊滅的な被害を受けた山田町。

この町唯一の高校・山田高校は、

ボート部の名門として知られています。

津波により、部活動で使っていた道具はほとんど失われ、

艇庫などの施設も同様に失いました。

 

今年のボート部の3年生たちは、被災直後に入学してきた生徒たち。

震災の影響をまともに受け、厳しい環境での練習を強いられてきました。

本物のボートを漕げるのは、週末の土日のみという状況。

それも、内陸の田瀬湖や御所湖でのもの。移動時間だけで2時間以上もかかってしまいます。

そういう逆境にありながら、

3月の高校選抜ボート大会では、山根慶大(3年)が

岩手県勢初の優勝を遂げました。

 

4月には、念願の新しい艇庫が完成。

3年生部員たちは、こんなに近くにありながら、

出ることができなかった山田湾へ初めてボートを降ろしました。

DPP_1418.JPGDPP_1419.JPG

(写真左/完成したばかりの新しい艇庫 写真右/山田湾に漕ぎ出す選手たち)

逆境に耐えた選手たち、そして、その背中を一番近くで見ていた後輩たち。

彼らは山田高校ボート部の新しい歴史を作っていきます。