復興灯台が照らし出す、いわて三陸の物語。人、風景、モノ、コト…。動き出しているいわて三陸の姿を灯台守たちが丹念に紡いでいく。

2013年7月

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大槌のランドマーク

大槌町の「復興きらり商店街」にある洋菓子屋さん

「エルマーノ」の城山ポテトを食べました。

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大槌町民に親しまれている「城山公園」から名付けたという「城山ポテト」。

サツマイモ、白あん、バター、生クリームをていねいに練り上げて

かわいいカップに入れ、炊き上げた

スイートポテトのようなお菓子です。

 

大槌町中心部の高台にある「城山公園」は、

町を一望できる景勝地。桜がきれいな場所でもあり

町の人たちに親しまれています。

 

東日本大震災が発生し、大津波が町に押し寄せた日

たくさんの町民が、この公園に避難をしたといいます。

 

 

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バターの風味が効いた、しっとりなめらかな生地は

白あんが入っていることもあり、

洋菓子のような和菓子のような。

コーヒーや紅茶にも、牛乳にも、お茶にも合うお菓子です。

 

(灯台守2号)

 

 

 

高校野球春季県大会 三陸勢の戦い

高校野球春季県大会。

ベスト4が出揃い、そろそろクライマックスが近づいてきました。

ベスト4に残ったのは、盛大附属、盛岡四、専大北上、一関学院。

この顔ぶれからわかるように、三陸勢は勝ち残ることができませんでした。残念。

 

灯台守が今回光を当てるのは、山田高校野球部です。

人数も少ないチームながら、地区予選を勝ち抜き、

そして、県大会でも水沢一を破るなど元気なところを見せました。

その次に待ち受けた盛大附属には、結果的に0?7で敗れましたが、

試合の序盤は大横綱相手に互角の戦いを演じました。

 

昨年の夏の大会では、大槌高校がベスト8進出し、

大槌の町を沸かせました。

そして、今年は山田高校の番のような気がしています。

三陸は元々野球が盛んな土地柄。

山田の球児たちが、自分も含めた野球おやじを泣かせるような戦いを

見せてくれることを楽しみにしています。

 

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made in 陸前高田のカワイイせっけん

灯台守2号です。

今日は、陸前高田で見つけた、かわいくてきれいになる?アイテムを紹介します。

私が陸前高田を訪れるたびに立ち寄る商店街で見つけました。

 

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陸前高田未来商店街は、カフェや食堂、ケーキ屋さん、お寿司屋さん、雑貨屋さんなど11店舗があつまる仮設商店街。

仮設ではあるのですが、それぞれのコンテナに色を塗ってたり、イラストを描いてたりしていてカラフル&ポップ。かわいい商店街です。(しかもそのかわいさ、ポップさは行くたびに進化している)

その名の通り、復興に向かって歩いている陸前高田の明るい「未来」を感じさせる商店街。立ち寄りやすい雰囲気なのもいいです。

そのなかにある、一軒のお店「raugh(ラフ)」さんは、オーガニック&ナチュラルな石けんやキャンドル、ストール、帽子などを扱う雑貨屋さん。震災を機にUターンしてきたというかわいい店主さんがセレクトした、カワイイアイテムが並んでいます。

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かわいいお店構えでしょう?入りたくなるでしょう!

 

そこで見つけたのが、この店オリジナルの石けん「ラフぷる〜ん石鹸」1,260円。

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HPの商品説明によると

 

陸前高田産葡萄の果皮の部分を使っています。
ポリフェノールが多く含まれてる部分を使ってるので、
美肌効果にも良いです(^O^)
保湿効果もあり、洗顔後はしっとりします☆
また、お子様や肌が弱い方にもつかえる無添加石けん。

 

…と、あります。

 

葡萄は、「地サイダー」の逸品「マスカットサイダー(これもあとで紹介しなくては!)」やワインを作っている、陸前高田市の「神田葡萄園」さんのものだそうです。

ずぼらで美容にも無頓着なわたくしですが、これはなんかよさそう!と購入してきました。

 

袋を開けると…

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ぷるぷるです。グミみたいな感触。おいしそう…

早速手を洗ってみました。たしかに、しっとり! 化粧品で洗ってる感じというのかな…? 少し泡立ちにくい気がするので(泡立たなくてもいいのだろうけど)、もこもこ泡立てて洗うのが好きな人は、ネットとか使うともっといいかも、と思いました。

お店はもちろん、通信販売もしているようなので、気になる人は、ラフさんのホームページをチェックしてみてくださいね。ほかの雑貨もかわいいですよ〜

(石けんのほかにストールを2枚も購入してしまった浪費家2号)

岩手県高校野球春季県大会

今日から、岩手県高校野球春季県大会が始まりました。

この大会は、夏の甲子園岩手県予選の前哨戦と呼べるもの。

各地区の予選を勝ち抜いてきた32チームが覇を競います。

 

二戸市大平球場、軽米町ハートフル球場、

洋野町オーシャン・ビュー・スタジアムの3つの球場で行われていますが、

灯台守は大平球場の試合を観戦してきました。

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今日の大平球場の第三試合では、

久慈高校[久慈地区代表]と大船渡高校[沿岸南地区代表]による、

“三陸対決”が実現。

大船渡高校が序盤でリードを奪い主導権を握りましたが、

久慈高校が4回ウラに一挙8点を奪う猛攻を見せ逆転。

さらにリードを広げ、13?5の8回コールドで勝利を手中にしました。

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試合中盤から登板した久慈高校の菊地秀和投手。

彼のお兄さんは、2010年の久慈高校のエース・菊地和大君(現弘前大)です。

その時のチームは春季県大会で優勝しました。

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8回ウラにホームランを放った畑田優人選手です。

久慈高打線は下位のバッターも活発。

1番から9番まで切れ目のない打線が目を引きました。

 

なお、山田高校[沿岸北地区代表]、宮古高校[沿岸北地区代表]も

それぞれ勝ち進みました。

大船渡東高校[沿岸南地区代表]は、盛岡市立の前に3?4の惜敗。

 

沿岸の高校生たちの熱闘をぜひ球場でご覧ください。

あったかいコンサート

この間の土曜日(17日)、

盛岡市市民文化会館大ホールで行われた

松本哲也さんのコンサートに行って来ました。

 

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※カメラ禁止の場所のため、カメラ持参せず。

 スマホのカメラで失礼します。

 ちなみにライブ本番以外の撮影のOKはいただいています。

 

東日本大震災の発生からわずか1ヶ月後に、

仲間たちと炊き出しキャラバン「復興食堂」を立ち上げ

今も被災地復興支援を続けている松本さん。

会場では、沿岸から来たとおぼしきお客さん、沿岸各地で支援活動をしている人の姿もみかけました。

 

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たくさん届いていたお花のなかに、釜石 宝来館さんからのものを

みつけました。

 

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開始20分前。埋まりはじめた会場

 

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いただいたリーフには松本さんのメッセージ

 

会場は「老若男女」でいっぱい!

私の隣はかわいいおばあちゃんでしたし

前の席は小さなお子さん連れの家族

中高生のグループ、カップルや

ツアーTシャツとペンライトを持った方々

(そして私のような1人で来た人…)

 

そんな会場が

コンサートのはじまりとともにひとつになりました。

 

歌にあわせて楽しそうに手拍子をするおばあちゃん

サビの部分でみんなと一緒に腕を左右に振るおじいちゃん

終始ノリノリのご夫婦

 

それぞれが、それぞれにコンサートを楽しんでいて

なんだかじーんと来ました。

 

松本さんが以前インタビューで

「これ以上の震災復興ソングはない」と言っていた

RIA+ノリシゲさんの「歩きましょう」のカバー

映画「しあわせカモン」主題歌の「ユキヤナギ」では

涙を流す人も…(私もやばかった)

 

松本さんの「楽しんでもらいたい」という気持ちも伝わりましたし

お客さんの「楽しもう」

そして「松本哲也を応援したい、盛り上げたい」

という思いも感じるような

あったかいコンサートでした。

行ってよかった!

 

(灯台守2号)

 

少年たちに輝ける夏を

5月4日に行われた高校野球春季大会の沿岸北地区予選。

この大会に出場していた、宮古北高校・西和賀高校の連合チーム。

両校とも部員不足に悩み、その結果として生まれた。

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宮古北の選手は白、西和賀の選手は青。

同じチームとして戦いながらもユニフォームはばらばらだ。

けれど彼らにとって、ユニフォームの違いなど小さいことだろう。

ただ野球ができることが何よりもうれしい。

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合同チームとして練習できるのは、土日のみ。

宮古か、北上周辺。どちらかが出向き、練習している状態だ。

チームスポーツとしては逆風でしかない。

それを乗り越えるための挑戦が続いている。

 

彼らが公式戦に登場するのは、夏の岩手県大会。

少年たちに輝ける夏を。

 

 

 

 

小さな風が、いつか大きな風に

高校野球春季大会沿岸南地区予選。

大船渡東高校の試合前のノックで、

ホームベースの位置に立っていたのは、副部長の佐藤志保子先生だった。

 

彼女は岩手県高校野球において、唯一の女性ノッカー。

住田球場のグラウンドに吹いた小さな風。

 

今までの常識を打ち破る人、過去に築かれた高い壁を乗り越える人。

礼賛の意味を込めて「革命者」と呼ばれる。

そういう志をもった女性が、

東日本大震災で打ちのめされた三陸の町から現れた。

 

佐藤志保子がこらから切り開く道は、

後に続く女性たちの道しるべとなるだろう。

そして、それを自らの身で示していくことは、尊い教育の姿でもある。

今、この三陸に吹く小さな風は、いつの日か大きな風となり、

岩手の空の雲を取り払うものとなる。

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やっぱり、この味!

 

大船渡の割烹「うら嶋」さん。

震災前には、このお店に行くのが楽しみで楽しみで。

 

東日本大震災でかつてのお店は無くなってしまいましたが、

現在はほど近い場所に建てられた新しいお店で営業しています。

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評判の生うに丼は、1800円。

本当においしいです。

今日は日帰りでしたが、

次行く時には、ぜひとも泊まりで大船渡に行きたい。

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場所は、大船渡プラザホテルのすぐそば。

営業時間は、11時30分から14時  17時から22時

 

 

 

牛たちがのびのび暮らす、山の上の牧場(つづき)

岩泉の差畑牧場の次は、宮古市田老の「しあわせ乳業」直営牧場へ。

 

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小高い山(丘?)のてっぺんに、かわいい小屋。

 

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中に入ろうとすると、未来の牧牛犬?ポン太(遊びたい盛り6ヶ月)の

「遊んで!遊んで!攻撃」の洗礼を受けました。

 

 

差畑牧場同様、山あり、谷アリ、きれいな小川あり、の広大な牧野に

こちらもホルスタインとジャージー種の牛たちがのんびり暮らしています。

 

オーナーの佐藤さんが「こー、こー」と大声で呼ぶと…

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向こうの山のてっぺんにいた牛が…

 

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ぞろぞろと列をなしてやってきます。

 

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ポン太もお手伝い。(遊んでいるだけ?)

 

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こちらの牛たちも、身のこなしがとても軽やか。谷の向こうの山の上にいたり

または谷を流れる小川で水を飲んでいたり…

のびのび暮らしているそのようすがかわいくて、見ていると頬がゆるみます。

 

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しあわせ乳業の若手3頭ユニット?美形さんですなー。

 

港町というイメージが強い宮古市田老に、こんな場所があるなんて知らなかった!

たくさんのかわいい動物にかこまれて、とても幸せな1日でした。

(灯台守2号)

岩手の家具プロジェクト「回kai」、新デザイン進行中!

先週予告させていただきましたが、

商品の販売もうちょっと後にずれこみそうな見込みとのこと。

 

今回は、現在進行中の新しい家具のデザイン案を

ちょっとだけご紹介させていただきます。

秘密な部分もあるため、すべてをお見せできないのですが、

本格的な家具の第一弾として、「回kai」のロゴにも深く関係するデザインになっています。

公開までは、もうちょっと時間がかかりそうです。

 

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第2弾、第3弾の家具製作に向けて、

アイディア会議は頻繁に行われているとのこと。

 

 

牛たちがのびのび暮らす、山の上の牧場(その1)

灯台守2号です。

GW前半、宮古市田老と岩泉町小本に行って来ました。

訪ねた先は…

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牧場です。

 

こちらは、岩泉小本の「差畑しあわせ牧場」さん。

山の上にひろがる広大な牧野で、ホルスタイン種とジャージー種の牛さんたちがのんびり、気まま?に暮らしています。

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お日さまの下で自由に、自然に生えている草を食み、わき水を飲み、山の中を好きなだけ歩いて、好きな時に休んで…

「山地酪農」という方法で育てられているここの牛さんたちは、山の斜面もすいすいと登っていくほど動きが軽やかで、遠くから見ると鹿にも見えます。

 

そして、好奇心が旺盛で、人懐っこい。私が近づいていくと、なんだ?なんだ?というような顔で寄ってきました。

 

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こちらは、生後3〜4日という、ジャージーの赤ちゃん。

牛というより、バンビみたい。めんこかった!

 

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牧場主の差畑さん(with牛)。

山の上のこの牧場は太平洋にも近く、車で少し行くと、稜線の向こうに水平線が見えます。

広大な牧野で、のんびり草を食む牛に癒されたひととき。

「癒しスポット」として、観光名所になりうるかも?という可能性を感じた場所でした。

 

灯台守2号