復興灯台が照らし出す、いわて三陸の物語。人、風景、モノ、コト…。動き出しているいわて三陸の姿を灯台守たちが丹念に紡いでいく。

2013年4月

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小さな本屋さんが支えていた大きなもの

今日の灯台守の業務日誌は、本のご紹介です。

 

昨年の8月に出版された「復興の書店」という本があります。

この本の主役は、被災した町で奮闘を続けた本屋さんたちです。

食べ物も不足していた震災当時、被災地で暮らす人々は

食べ物だけでなく、「情報」も欲していた。

そして、ケータイや電気が普通の中で頼りにされていたのは活字でした。

 

今、出版不況と呼ばれ、ピーク時では22500店舗を数えた書店数は

現在は15000店舗を割り込んでいます。そしてその多くは

町の小さな本屋さんです。

 

書店員の中には、自身も被災し、家を失くした人も多い。

それにも関わらず、地域の人たちのために本を届け続けた姿には頭が下がる。

「復興の書店」の中にも紹介されている大船渡のブックポートネギシ猪川店が

営業を再開したのは、2011年3月15日。震災からわずか4日後のことです。

 

この本の中には、小さな書店が支え続けた大きなものが書き記されています。

ぜひ機会があれば、お読みください。

 

復興の書店 著者/稲泉連 定価1400円  小学館