6月25日、大船渡東高校で吉品乾鮑を使って調理実習が行われました。今回の実習は、弊社が主に海外輸出向けに製造してきた吉品乾鮑の地産地消を目指して活動していたところ、大船渡東高校様より授業に取り入れていただけるとのお声をいただき実現したものです。

この日授業を受けたのは食物文化科の3年生39名。卒業と同時に調理師免許を取得することができる学科の生徒さんです。専門調理師の村上先生と3人の食物文化科の先生の指導のもと、のもと、乾燥鮑の戻し方や「吉品干鮑と青梗菜の炒め物」の調理を学びました。吉品乾鮑を調理実習で使用するのは今回が初めてのこと。食物文化科の先生方は一週間前から戻し始めて準備を開始し、うまく指導できるようにと試行錯誤をしてレシピを決定させたそうです。

授業の前半では、村上先生が注意点を話しながら完成まで一通り調理。その間、生徒のみなさんは真剣そのもの、時折歓声をあげながらノートをとっていきます。村上先生が「吉品干鮑と青梗菜の炒め物」を仕上げると、後半はいよいよ生徒のみなさんによる実習。初めて乾燥鮑にふれる人も多く、「初めて切ってみてやわらかかった」「うまくスライスできてよかった」「初めてで切るのが難しかった」などさまざまな声が聞かれました。そして各班とも出来上がったところで試食。高級中華食材とされる地元の吉品乾鮑を使った味に、「歯ごたえがある」「おいしい」など感想が飛び出していました。

実習食材として用いられ、生徒のみなさんには「機会があればまた使ってみたい」「地元の食材を使うのはいいことだと思う」と、関心をもっていただけたようです。担任の高橋先生は、「こういう機会は光栄でした。高級鮑を知ることができる貴重な体験だったと思います。今後も続けられたらいいです」と語り、授業が取材されることでもどれだけ貴重なものかを実感できたのではないかと続けられました。
今回、吉品乾鮑が世界でどう食べられているかを知っていただける機会になったと思います。地元地域の方々に味わっていただく場を設けることで、大船渡が世界に誇る食材を生産していることも周知されていくと考えます。授業を受けたみなさんは、いずれ食の業界で腕をふるっていかれることでしょう。吉品乾鮑など地元食材のよさに誇りを持って調理に使用していただければと期待します。

吉品乾鮑は海外に輸出され、ほとんど国内で消費されておりません。生産地である大船渡市内の飲食店や宿泊施設で提供されるようになり、食の産地として「大船渡に行けばもっと手軽に乾鮑が食べられる」と定着すれば、観光集客の一助になると考えます。またこれにより復興のお手伝いができることを願います。
大船渡に乾鮑目当てに多くの観光客が訪れることを目指して、今後も活動を続けていきます。